JRA競馬学校の騎手課程36期生の入学式が4日、千葉・白井市の同校で行われ、唯一の女性新入生となる古川奈穂さん(16)、角田晃一師の長男大和(やまと、15)が入学した。
JRA競馬学校とは?
千葉県白井市の千葉ニュータウン西白井地区にある日本中央競馬会の騎手および厩務員の候補生を育成する機関、および施設。「学校」という名称ではあるが、あくまでもJRAに付属する教育訓練施設であり、学校教育法に規定される専修学校や各種学校ではない。
2017年は応募者130名の狭き門を8名が合格した。
騎手課程36期生一覧
- 古川奈穂(女性)
- 秋山稔樹
- 池田遥稀
- 泉谷楓真
- 岡崎翔優
- 小林脩斗
- 原優介
- 角田大和(角田晃一師の長男)
8人は3年後の2020年騎手デビューを目指すそうです。
古川奈穂とは?
- 2000年9月13日・東京都生まれ
- 高校1年で中退。
- 座右の銘は「精神一到」
- 154cm、42km
通算14人目の女性新入生で、藤田菜七子騎手以来4年ぶり8人目の女性騎手を目指す。会見では「ジョッキーに憧れていて、女性でもなれると知り受験しました。不安もあるけど頑張りたい」と答えた。
小5の時に初めて競馬を見て、騎手を志した。中学、高校と陸上の中距離で活躍。父の哲也さんは「試験があるのを知って慌てて応募したぐらいで、まさか受かるとは」という。「歴史ある天皇賞・秋を勝ちたい。エイシンフラッシュが勝った12年を見て、ミルコ・デムーロ騎手が格好良かった。1日1日向上心をもってやっていきたい」